
ソープでセックスした場合、エイズ/HIVがどのくらいの確率で感染するか知ってる?
エイズ/HIVは性行為別に基準となる感染率があるのよ。
また、セックスパートナーが多い風俗嬢と、そうでない一般の素人の場合でも、感染率は変わってくるわ。
- ソープで思わず生でやってしまった。
- ソープでゴムをつけて行為に及んだけど、心配で仕方ない。
この記事では、ソープでエイズ/HIVに感染する確率について詳しく説明していくわね。
目次
エイズ/HIVとは:HIVが感染する原因

そもそもエイズ/HIVとはなにか、カンタンに説明しておくわね。
HIVとは、HIVウイルスの名前。
エイズは、HIVに感染して時間がたち、からだの免疫機能がかなり低下した状態のこと。
日本語の正式名称では、「後天性免疫不全症候群」ていうの。
つまり、からだの免疫が機能しなくなる病気よ。
空気中の健康なひとなら感染しないような小さな菌にもカンタンに感染し、
肺炎や感染症をすぐ起こしてしまう。
おまけに免疫がないから治りが非常に悪い。
HIV感染によるエイズは、今現代の医療でも完治することが出来ない感染症なの。
HIVに感染して、時間の経過とともにエイズ(後天性免疫不全症候群)を発症する。
HIVは主に性交渉で感染するわ。代表的な性感染症のひとつでもある。
これがHIVとエイズの概要ね。
じゃあ実際に、どんな性行為で、どれくらいの確率で感染するのか、お話していくわ。
性行為別:エイズ/HIVの感染率
HIVの感染率には、性行為別に以下のような指標があります。
暴露経路
(感染リスク) |
1 回あたりの接触で
感染する可能性 |
1万人に対して
感染が予測される 人数 |
輸血 | 90% | 9000人/10000人 |
静脈注射ドラッグ
使用時の針の共有 |
0.67% | 67人/10000人 |
アナルセックス
(受け入れ側) |
0.5% | 50人/10000人 |
針刺し事故 | 0.30% | 30人/10000人 |
膣を使ったセックス
(女性側) |
0.1% | 10人/10000人 |
アナルセックス
(挿入側) |
0.07% | 6.5人/10000人 |
膣を使ったセックス
(男性側) |
0.05% | 5人/10000人 |
フェラチオ
(受け入れ側) |
0.01% ※ | 1人/10000人 ※ |
フェラチオ
(挿入側) |
0.01% ※ | 0.5人/10000人 ※ |
※男性におけるオーラルセックスのケース
※性行為は、いずれもコンドームを使わない場合
参考・引用:HIV 検査体制の構築に関する研究班:HIV 検査相談における説明相談の事例集 より
HIV/エイズ感染率の解説と注意点
コンドームなしの一回のセックスで、HIVに感染する確率は、男女いずれにしても1%以下であることがわかっているわ。
だいたいこれは、10000人に5人~10人くらいの割合になる。
だけど、これはあくまで健康なひとがHIV以外の性病を持っていない状態で予測された確率。
つまり、風俗などの不特定多数がセックスを楽しむような場面では、この限りの確率ではないということ。
これがすごく重要なところ。
一般的な感染確率だけ見て、「感染率ってすごく低いから大丈夫だ!」なんて楽観的なことを考えているのはとてもリスキー。
性病の感染率は、その条件によってもかなり変動するんだから。
ある条件がそろえばHIVに感染する確率は、1%から300%にも上昇することだってあるわ。
すごく大事なことだから、ソープで生でセックスした場合の、HIV感染率についてもうちょっと掘り下げてお話していくわね。
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性行為別:知っておくべき【HIV感染確率】を解説。ある条件でHIV感染率が300倍?
目次1 HIV/エイズってなに?2 性行為別:HIVに感染する確率はどれくらい?2.1 HIVウイルスの感染推定確率:性行為別2.2 HIVウイルスの感染推定確率:その他2 ...
ソープで生でセックスした場合、エイズ/HIVの感染率はどうなるのか

もしあなたがソープで生でセックスした場合、実際にエイズに感染する確率はどれくらいになるかしら。
そもそも知っておいてほしいのは、一般女性とソープで働く風俗嬢とセックスするのでは、各段に性病に感染する確率は高いということ。
セックスパートナーが多い女性は、そうでない女性よりも、HIV含む性病すべての感染率が高いといわれているわ。
HIVを持っている可能性が高くても、HIVに感染する確率が低いからいいんじゃないの?
HIVは本来とても弱いウイルス。
確かに軽いキスや回し飲みなどでは感染しないとも言われているし、性行為だけでは感染率1%以下と、とても感染力の弱い性病でもあるわ。
だけど、一般的な感染率より、ソープで感染する確率は高い。
それには、いくつか理由があるの。
感染率が高い理由1:ソープ嬢がHIV以外の性病を持っている可能性が高いから。
ソープ嬢の職業病は「性病」。
セックスワーカーである彼女たちは、基本的にHIVだけでなく、多くの性病に感染することが多いの。
HIVに頻繁に感染することはなくても、クラミジアや淋病など、感染率・感染力が高い性病は日常的に感染する可能性は高いわ。
だけど、このHIV以外の性病に感染する可能性が高いことが、実はとても危険。
というのも、
クラミジアや淋病などが原因で、性器に炎症や潰瘍がある場合、HIVの感染率は急激に上昇するの。
HIV以外の性病に重複感染していることで、HIVの感染率は最大300倍まで増加するとも言われているわ。
つまり、セックスパートナーが多い風俗嬢とセックスするのに、HIVの感染率が低いから大丈夫っていうのは、楽観的すぎる。
もしかしたら、風俗嬢も気づかないあいだに、クラミジアや淋病に感染して、どこかからHIVをもらっているかもしれないからね。
感染率が高い理由2:ソープ嬢に性器に、小さな傷がある可能性があるから。
ソープ嬢は、一日に不特定多数といろんなセックスをする。
いろんな性癖の男性を相手にするんだから、ときに性器から出血するような激しいセックスをすることもあるわ。
よくあるのが、爪などの手入れをしていない男性の手マンなどから、性器出血する、大きい男性器と激しいセックスをして性器出血する等。
いずれにせよ、普段はセックスを仕事としない一般女性に比べて、風俗嬢はデリケートな部分に傷が出来ていることが多い。
だけどそれが膣内とかだと、多少出血じゃない限り風俗嬢自体も気づくことが出来ないわよね。
血液の量や、傷の深さ、本人の免疫力やHIV持ち主のウイルスの量など、さまざまな条件の程度によって異なれど、
傷や血液の露出は、HIVの感染率を確実に高くするわ。
だから、
セックスにおけるHIVの感染率が1%
っていうのは鵜呑みにしないで。
感染率はその時々に重なる条件によって、変わってくるからね。
エイズ/HIVに感染したかもしれない:エイズ検査するタイミング、いつしたらいいの?
エイズに感染したかもしれないって不安があるなら、性病検査をするのが望ましい。
エイズ検査を受けるのに望ましい時期は、疑わしい性行為から3か月以上たってからと言われているわ。
だけど、すぐに検査したかったら疑わしい行為から1か月経過したころからでも大丈夫。3か月以内の時期でも、エイズに感染している場合は陽性と出ることがあるから、早くに感染の有無を確認できるメリットがある。
ただ正確な検査結果とは言い切れないから、性行為から3か月以降まで継続的に検査することをおすすめするわ。
画像引用:エイズ検査・相談の基礎知識
エイズ予防情報ネットでは、
感染の疑いがあるセックスから3か月以上たってから検査を受けて「陰性」と出た場合、感染していないと考えられる
と解説されているの。
エイズに感染したかもしれないセックスから、3か月はセックスを我慢して、検査を受けましょう。
セックス後3か月経過して検査結果が陰性なら、「感染していない」と捉えられるわね。